























矯正治療でお口の機能を
改善できます IMPROVES ORAL FUNCTION


一般的に矯正といえば、整った歯並びを目指す見た目の改善と思われがちですが、それだけではありません。歯並びの矯正には、発音や噛み合わせを正しくする機能的な利点もあります。その他、バランスのとれたお顔立ちに整える効果などもあります。また、治療によって口元へのコンプレックスが解消されると、自然と笑顔にも自信が生まれます。
当院では、日本矯正歯科学会認定医・指導医の協力を受け、矯正治療にあたっています。特にコミュニケーションを大切にし、患者様と一緒にお口のお悩みを解消していきたいと思います。治療方法を十分にご説明していますので、気になることや不安なことは何でもご相談ください。なお、ご相談料はいただいておりません。
merit 矯正治療のメリット
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MERIT
お口の環境を清潔に
保つことができる歯並びが悪いと、歯と歯の間に汚れが溜まりやすく、歯磨きがしにくくなります。その結果、虫歯や歯周病にかかりやすくなり、歯科疾患の発生リスクが高まります。しかし、矯正治療を行うことで、日頃のケアがしやすくなり、お口の環境を清潔に維持することができます。
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MERIT
身体全体のバランスが
向上する噛み合わせを改善する効果もあります。上下の歯の噛み合わせは、身体全体の姿勢のバランスにも大きく関わっており、噛み合わせが悪いと、頭痛や肩こりの原因になることもあります。矯正治療により噛み合わせを整えることで改善の可能性があります。
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MERIT
消化機能を正しくする
噛むことは食物消化のための大切な作業です。しかし、噛み合わせが悪いと、食べ物をうまく噛むことができません。そうすると、その分の負担を胃や消化器官にかけてしまうことになります。その結果、消化不良や便秘などになってしまう可能性もあります。
矯正治療に時間がかかる理由

矯正歯科は、治療期間が他の歯科治療に比べると長いため、敬遠されてしまう方も少なくないのではないでしょうか?しかし時間がかかるのには、きちんとした理由があります。歯並びの向上をはかる矯正治療というのは、矯正装置で歯に無理のない力をかけ、身体が元々持っている「骨の代謝機能」を利用し、少しずつ歯を動かしていく治療です。骨は、一定以上の圧力がかかると吸収という現象を起こします。
そうすると、骨を溶かして圧力を軽減しようとします。また、空いてしまった空間には、骨を新しく形成し、空間を埋めてくれる働きを持っています。このような「骨の代謝機能」を利用することで、歯は1ヶ月で約0.3ミリ動かしていくことが可能になります。
しかし、矯正治療を受けていただく患者さんの歯を検査・カウンセリングを行うと、平均して4.0ミリの歯の移動が必要という診断結果になります。4.0ミリを動かすには、1年以上はかかってしまいます。そのため治療期間が長いと感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、その分歯に負担をかけずに、理想的な口元へと導いていきます。
不正咬合の種類 TYPES
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TYPE 01 前歯が出ている 出っ歯
上の歯が下の歯に対して大きく出ている状態を「上顎前突」といいます。幼児期の指しゃぶりや舌を突き出すなどの舌癖が原因の一部と言われています。見た目の問題だけでなく、唇が閉じにくくなることで、お口の中が乾燥して虫歯や歯周病が進行しやすくなるというデメリットもあります。また、状態によっては、発音に異常を来すこともあります。
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TYPE 02 下顎が出ている 受け口
下顎が前に出てしまっている噛み合せを「下顎前突」といいます。お顔全体が面長な印象になってしまうため、悩まれる方が多い症状です。骨格性の下顎前突は遺伝の影響が大きいと言われています。下顎が前に出ると噛み合わせが悪くなり、顎の関節に悪影響を与えることもありますので、お子様のうちから治療することをおすすめします。
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TYPE 03 歯がガタガタに並んでいる 叢生
歯並びのお悩みで最も多いのが、歯と歯が重なって生えている「叢生」という症状です。見た目の問題もさることながら、歯ブラシが届きにくいため、虫歯や歯周病になってしまうことが多く、汚れや歯石が溜まりやすいため、口臭の原因にもなりやすいと言われています。さらに、噛み合わせが悪いと食事がしにくかったり、顎の関節に異常が出たりします。
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TYPE 04 噛み合わせが深い 過蓋咬合
通常、上下の歯を噛み合せると、下の歯が半分くらい見えるのですが、下の歯が見えなかったり、ほとんど隠れてしまっているのは噛み合わせが深い証拠です。この状態を「過蓋咬合といいます。見た目には問題なさそうに見えるのですが、このような噛み合わせが長く続くと奥歯の負担が大きく、顎関節症になる可能性があります。
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TYPE 05 前歯で噛めない 開咬
奥歯を噛み合せても前歯が開いている状態を「前歯部開咬」または「開咬」といいます。小児期に指しゃぶりやタオルを噛む癖、舌を前に出す癖があると、顎骨の成長がうまくいかず、このような歯並びになってしまうと言われています。前歯で食べ物が噛み切れないほか、奥歯に負担がかかって顎の関節に異常が出やすいと言われています。
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TYPE 06 隙間がある すきっ歯
顎の大きさに対して歯が小さいと、歯と歯の間に隙間ができます。この状態を「空隙歯列」と言います。見た目に問題が生じるだけでなく、隙間に食べ物などが挟まりやすいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。隙間が大きいと発音が不明瞭になってしまうことがありますが、お子様の場合は、空隙がある方が良い場合もありますので、ご相談ください。
大人の矯正 ADULT
美しい歯並びはお顔全体を魅力的に見せる効果があります。噛み合わせが悪いと身体のバランスが崩れ、肩こりや頭痛、身体のゆがみを引き起こすリスクがあります。矯正治療でバランスのとれた口元と、健康な身体を手に入れましょう。

マウスピース矯正

透明なマウスピースを使用した矯正治療です。マウスピースを装着するだけの矯正方法なので、見た目に分かる装置を着けたりする必要はありません。
merit メリット
- 違和感が少ない
- 装置が目立たず自然
- 装置の取り外しができるため衛生的
demerit デメリット
- 長時間マウスピースを
着ける必要がある - 適用とならない症例もある

ブラケット矯正

ブラケットと呼ばれる装置を歯にくっつけ、ワイヤーで固定する治療法です。当院のブラケット矯正では、透明なブラケット装置とエステティックワイヤー(透明なワイヤー)を使用しているため、目立ちにくいのが特徴です。
merit メリット
- あらゆる歯並びを治すことができる
- 治療の成功率が非常に高い
demerit デメリット
- 違和感が強い
- 取り外しができないため虫歯のリスクが高くなる
- 装置が見える可能性がある

部分矯正

透明なブラケットを利用して、前歯の気になるところだけを矯正する治療法です。気になるところだけを治すので費用も節約できます。
merit メリット
- 気になるところだけを
治すことができる - 治療費がお手頃
demerit デメリット
- 違和感がある
- 取り外しができないため虫歯のリスクが高くなる
- 装置が見える可能性がある
- 適用とならない症例もある
子どもの矯正 CHILDREN’S
子どもの矯正はお子様の成長を利用して行うため、お顔立ちを整えることもできます。また、噛み合わせを考慮して矯正を行うことで、身体能力を向上できる可能性があります。子どものうちに矯正治療を行い、健康な口元をプレゼントしましょう。

床矯正

お口の中に取り外しのできる装置を入れます。装置の力で歯が並ぶスペースを確保していきます。長時間、装置を装着する必要があるため、保護者の方と本人のやる気が必要です。
merit メリット
- 顎の成長を補助するため歯を抜かずに歯が並ぶスペースを確保できる
- 装置の取り外しができるため衛生的
demerit デメリット
- 長時間装置を着ける必要がある
- 適用とならない症例もある

ツーバイフォー(2×4)

前歯4本と奥歯ブラケットという装置を着け歯が並ぶスペースを確保しながら前歯の位置を正しい位置へと導きます。取り外せない装置のため、歯磨きが重要になります。
merit メリット
- 歯が並ぶスペースを作りながら、前歯の矯正ができる
- 他の装置と併用することができる
demerit デメリット
- 違和感がある
- 取り外しができないため虫歯のリスクが高くなる
- 装置が見える可能性がある
- 適用とならない症例もある

マウスピース矯正

お子様専用のマウスピースを使用し、歯並びや噛み合わせを整えます。マウスピースは決まった時間装着することが必要なので、保護者の方の協力が必要となります。
merit メリット
- 違和感が少ない
- 装置の取り外しができるため衛生的
demerit デメリット
- 長時間マウスピースを
着ける必要がある - 適用とならない症例もある

MFT(口腔筋機能療法)

お口周りの筋肉のトレーニングを指導します。お口の機能を整えることで、歯並びや顎の位置を改善し、美しい顔貌に育つよう成長を導きます。おうちでもトレーニングが必要です。
merit メリット
- 器具を使わないものも多く、ご自宅で簡単にできる
demerit デメリット
- ご自宅でのトレーニングが継続しないと結果が伴わないことがある
- 適用とならない症例もある
- トレーニングだけで歯列が改善しない場合は装置が必要になる